小学生のころ毎日、毎日駄菓子屋さんにかよっていました。小さな四角いゼリーみたいなお菓子が大好きでした。歯の詰め物がとれてしまったのをおもいだします。水あめも髪につけて怒られそこを切られたこともあります。 でも一番の思いでは、いつもおつりなくきっちり買うのに、その日は50円残りました。ポケットのない服を着ていたため、口に入れながら自転車に乗って帰っていました。そしたら、段差を上ってしまいました。そうです、飲み込んでしまったのです。あわてて病院に行きレントゲン。きれいに飲み込んでいたので、真ん中の円も写っていました。気管に詰まっていたらそく、手術でした。病院で私が握っていたのは母の手ではなく「うまいぼう」メンタイ味でした。