一番の思い出は、今も売っていますが「ココアシガレット」です。当たり券が入っているともう1箱もらえたのですが、私は、これを当てる名人として、駄菓子屋に恐れられていました。実は、あるとき、その当たり件が入っている箱が分かる秘密を発見したのです。当たりの分は、追加で1個渡すことになるので、いわば売り上げはゼロに成ります。従って、店の売り上げは、当たりでない商品の数で決まるので、当たりの入っている箱は、それ以外の箱とは別に輪ゴムで束ねられて店に来ます。それで、当たりの箱には、脇に輪ゴムの跡がついています。これを知ってからはまさに百戦百勝でした。もちろん、知っているとは分からないように的中は1,2個にしておきました。今もココアシガレットを見ると、懐かしく思い出します。