私は幼い頃からおじいちゃん子でした。祖父と近くの神社に散歩に行くのが毎日の楽しみでした。実家はとても田舎で、お店も4件しかありませんでしたがみんな親切で優しい人たちでした。そのうちの一軒で、祖父が毎日母に内緒で、駄菓子を買ってくれました。50円までと上限はありましたが、今日はどれにしようか家を出てお店に着くまでそんな事を考えていたような気がします。買ってもらった駄菓子をてでぎゅっと握って、神社についてから、おじいちゃんはピーチネクターというジュースを飲んで私は買ってもらったお菓子を大事に食べていましたね。今は、大人になってなかなか駄菓子を買う機会がありませんが、それでも小さい子がスーパーでお母さんにおねだりしている姿を見ると、懐かしいな~としみじみ感じます。