私は、平成生まれなので、お父さんやお母さんたちの世代のような駄菓子屋さんを見たことがありませんでした。ですが、2年ほど前、祖母の家の近くに駄菓子屋があることを教えてもらいました。 そして祖母から少しばかりのお小遣いをもらい行ってみると、おばあさんがお店をやりくりしていました。売っている駄菓子は、普通のお店に比べたら数が少ないですが、好きなお菓子が売っていたのでよかったです。それに、お店のおばあさんが会計をそろばんでやっていたのです!! 少しびっくりでしたが、あのちょっとかび臭い匂いや、ドアをガラガラと開けた時の音や、入り口のコカコーラの赤いベンチなど、写真や映像でしか見たことがなかったのですが、なにか懐かしさを感じました。今では、近くに大手お菓子店が出来てしまい、それにご家族の方の調子が良くないみたいでお店が閉まっていますが、 またいつか、私が大人になって子供が産まれたときにも、「私の親も、私もこんな風にお菓子を買っていたのよ」と言えるといいです。