昔は駄菓子屋さんしかなくて、たまにもらった十円玉を握り締め、
何をか覆うか優柔不断なわたしはあれこれ悩んで、
しまいに母が迎えに来るやら、いつも最後は決められてしまったものでした。
駄菓子屋さんのおばちゃんも、キットいやな顔をしていたに違いありません。
そのころは、まったく、気にかけていませんでしたが。
昔は駄菓子屋さんしかなくて、たまにもらった十円玉を握り締め、
何をか覆うか優柔不断なわたしはあれこれ悩んで、
しまいに母が迎えに来るやら、いつも最後は決められてしまったものでした。
駄菓子屋さんのおばちゃんも、キットいやな顔をしていたに違いありません。
そのころは、まったく、気にかけていませんでしたが。